猶興女子会の報告 【平戸の歴史や文化を思わせるあらかぶの味噌汁 ああ、うまか!】

去る7月27日(土)四谷の隠れ岩松さんで第3回猶興女子会を開催致しました。
今年もまた台風が接近しておりましたので心配しましたが、いつの間にか台風は消えて快晴に恵まれました。
会は12時30分より始め増山会長のご挨拶に続きまして、猶興女子会をこよなく愛してくださる平戸高校同窓会会長立石尚光さんからご祝辞を頂きました。次に東京オリンピック・パラリンピック競技大会の警備の責任者になっております昭和57年卒の野村功嗣さんが駆けつけてくれ一言ご挨拶頂きました。安心安全な大会運営のために重責なお仕事をされる野村さんに同窓生といたしまして心からの応援をしたいと思います。
そして、女子会の華、真辺紀子さんの乾杯の音頭でキンキンに冷えたビールが喉を潤しました。

今回の食事の目玉は「あらかぶの味噌汁」です。私たちの子どもの頃食卓に出て馴染みのある一品です。平戸の磯の香り、漁師さんの真心、平戸の味噌が奏でるハーモニーがお椀の中にあふれていました。食材は田島キミヨさんのお兄さんが平戸瀬戸市場に何回も足を運び手配して頂きました。
味噌汁の味噌は昨年押し寿司を教えて頂いた根獅子の川上利惠子先生手作りの味噌を分けて頂きました。(川上先生ご夫妻は7月10日フジテレビの「おふくろもう一杯」という番組で「ぶえん寿司」を披露しておりました。ご主人の川上茂次さんのぶえん作りは平戸の男粋を感じましたよ。カッコイイ!)
さらにさざえの塩ゆでも提供致しました。丁度良いゆで加減で「うまか~」と言いながら満面の笑みがあちこちに見られました。平戸の皆様のご協力により東京で懐かしいふるさとの料理を味わうことができました。本当に有り難うございます。デザートには平戸熊屋の牛蒡餅と焼きたてのかんころ餅が配られました。また平戸北松会亀山会長より白孝屋のかまぼこ40本の差し入れも有り大満足の食事となりました。

お腹が満たされた後は「平戸での高校生活の思い出」という題でお一人ずつスピーチを行いました。ある方は2時間かけて通学した思い出を話され、そのお陰で足腰も強くなり70歳過ぎても元気で過ごせること、また精神力も強くなり少々のことではへこたれない人間になったというお話。別の人は2時間目に早弁をし職員室に正座させられた話。女子寮で生活した人は先輩からお風呂に入るので1年生は残り少ないお湯で体と髪を洗った辛い話。ひとりの女性は教室の窓からあごが飛び跳ねる様子をまったりと眺めていた話をされました。下宿生だった方は隠れてお酒を飲んでいたとか。緩い時代だったのですね。
全員それぞれが良い時間を積み重ね今があることが分かりました。猶興生の人生に幸あれ!

スピーチが終わると歌の時間です。53年卒の瀬戸孝之さんの弾き語り井上陽水さんの「少年時代」は心に響きました。良い味をだしますね。♪夏まつり 宵かがり 胸のたかなりにあわせて 8月は夢花火 私の心は夏模様♪ この歌を聴きながら遠い平戸での青春時代を思い出しキュンと胸が締め付けられました。そして瀬戸さんのギターに合わせて「涙そうそう」「上を向いて歩こう」を大きな声で歌いましたから四谷の駅まで聞こえたのではないでしょうか。(笑い)

最後は落語の時間です。46年卒の北原秀紀さんのご紹介で吉原朝馬師匠においで頂きました。師匠は「皆さんが会話を楽しんでいらっしゃるので落語を聞いてくださるか心配でした」と二次会でお話しになりました。(それ位、平戸方面の人は声高でやかましか人たちですたい)
落語が始まると皆さん、行儀の良い聞き手になり「平戸美人」などと褒められると女性の皆さんは若い声で「キャー」と喜んでいました。師匠は少々毒舌ではありましたが、私たちを笑いの世界へ連れて行ってくださり会場は笑いの渦に包まれました。

田島キミヨさんの結びの言葉は感謝にあふれていました。まず、参加者の皆様へのお礼、美味しいあらかぶの味噌汁とさざえの塩ゆでを作ってくださった隠れ岩松店長尾崎さんへのお礼、歌って場の雰囲気を盛り上げてくれた瀬戸さんへのお礼、師匠へのお礼。田島さんはいつも「人の喜ぶ顔が見たい」と話しております。「明るく、元気に、楽しく」をモットーに社会のため、人のためにと活動する田島さんに拍手を送りたいと思います。

次回の猶興女子会は11月23日(土)12時30分から四谷の隠れ岩松さんで開催致します。テーマは「鯨料理を学ぼう!」です。日本の捕鯨が31年ぶりに再開されましたので鯨料理を学びます。
昔、平戸では当たり前のように食卓に出ておりました。現在では食べ方も知らない若い方もいるようです。
次回は予約が殺到しており残席が10名分となっております。往復ハガキでの募集は致しませんのでご参加ご希望の方は49年卒大浦悦子宛(℡:090-1457-7569)までご連絡ください。

猶興女子会のファンクラブが立ち上がりました。ただいま10名程の方がご入会なさいました。
ファンクラブご入会の方には優先的に女子会のご案内をいたします。年会費無料
男性も女性もぜひご入会ください。

最後に
当初は「男子寮・女子寮出身者のつどい」を計画し動いておりましたが、反応は鈍く、急きょ「平戸での高校生活を懐かしむ!」というテーマに変更致しました。
しかし、「男子寮・女子寮のつどい」のために母校の渡邉校長先生はじめ同窓会副会長長嶋様が動いてくださり寮の大切な旗や資料を貸してくださいました。舎監の先生方がきめ細やかに生徒1人ひとりのことを気に掛けてくださっていたことが連絡簿の中に記載されていました。寮で厳しく躾ければ社会で生きていく上で助かるとの親心も随所に見受けられ、今更ながら口やかましい先生方を疎ましく思っていたことを反省したいと思います。

せっかくなのでここに男子寮と女子寮の数え唄を記載いたします。誰か歌えますか?

【男子寮数え唄】
一ッデタホイノヨサホイノホイ(片仮名の部分は繰り返し)
  人もよく知る平戸島 ホイ
  平戸猶興館の寄宿舎で ホイ ホイ
二ッふた親揃うておりながら
  ここで暮らすも親のため
三ッみなさん私のなりを見て
  さぞや不憫と思うでしょう
四ッよもやここまでなろうとは
  夢にうつつに知らなんだ
五ッいつも試験のある時にゃ
  外庭掃除がシャクのたね
六ッ無理に寄宿舎に入れられて
  いまじゃ舎監がままならぬ
七ッ長い廊下も血の涙
  乾拭きする時腰しゃたたぬ
八ッ山家育ちと言いながら
  寮のゴッチン飯しゃ喰らいとない
九ッここでこのまま死んだなら
  さぞやふた親嘆くだろ
十 トオトデタホイノヨサホイノホイ
  とうとう寄宿舎も退舎して ホイ
  いまじゃ自由のかごの鳥 ホイホイ

【女子寮数え唄】
一つとせ 人は見かけによらぬもの
     女子寮はみんな美容食
     そいつぁ ほんとかね (繰り返し)
二つとせ 古き伝統にすすり泣く
     女子寮の階段もすすり泣く
     そいつぁ かわいそうだね (繰り返し)
三つとせ みんな綿入れ着こんでる
     それが女子寮の制服さ
     そいつぁ 豪華だね (繰り返し)
四つとせ 夜も寝ないで勉強して
     翌朝授業で船をこぐ
     そいつぁ いけないね (繰り返し)
五つとせ いつも舎監にどなられて
     電燈消すぞとおどかされ
     そいつぁ 恐怖だね (繰り返し)
六つとせ 無理して洗濯したけれど
     みんな泥棒に盗られたよ
     そいつぁ かなしいね (繰り返し)
七つとせ 何もしないで食べて寝て
     体重計るの気にかかる
     そいつぁ 心配だ (繰り返し)
八つとせ やっとおやつが出たけれど
     そのときゃ試験の真最中
     そいつぁ ままならぬ (繰り返し)
九つとせ ここは一種の動物園
     ヤモリにムカデにクモ ネズミ
     そいつぁ にぎやかだ (繰り返し)
十とせ  とっくに門限過ぎたけど
     「ケチ」に行きたいこの気持ち
     そいつぁ あきらめな (繰り返し)
終りとせ 女のしつけは女子寮で
     品よく育つよそのうちに
     そいつぁ 楽しみだ (繰り返し)

    ※「ケチ」はお店の隠語

さあ、これからは夏も本番、「目に花火、心に友情、手にビール、乾杯!」(江戸川区長の言葉)
ワクワクドキドキしながら楽しい夏をお過ごしください。

(文責 大浦悦子)

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