平成12年4月10日発行の「雷海」はお手元に届きましたか?
このページは「雷海」4面のレポート「陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地困惑す!」と合わせてご覧下さい。
男子6名、女子7名の陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地・隊内生活体験の記録です。

炎天下の1999年7月23日
先ずは同期の桜の記念撮影です。

二日間お世話して下さる教官より駐屯地での注意事項等を受けます。
手元で読んでいるのは「隊内生活体験のしおり」です。
今回の隊内生活体験は平均年齢が64歳(男性)と高く、構内見学を兼ねての野外行進が主でしたが、整列して足を揃え隊長の号令の元での行進は皆さん初めての事?いいえ!今の日本を支え、竹槍に鉢巻姿で頑張った経験をお持ちの方もいらっしゃいました。流石に最後までキチンと行儀良く行進する姿は美しいと教官よりお褒めを頂きました。会社などが新入社員研修で体験入隊する場合は野営や救助訓練、ロープワークなどを取り入れた隊内生活になるようです。

この部屋が隊員の宿泊室です。ベットメーキングを教官から教わっている相川幹事長と関君。

今夜の食事です。
たまたまこの日は非常食の交換を兼ねた夕食にあたり、体験生活者も同じ食事です。

ビール無し、非常食では持ちません。
隊員クラブで教官を囲んで、、、、、
今日の体験隊はこのままではおさまりません。
つづきは「雷海」を、、、、、、、、
一夜明けて起床ラッパで目を覚まし、お待ちかねの体験搭乗です。
双発の輸送用ヘリコプターで、機内は両サイドの窓際に厚手の生地で出来たシートがあり、騒音と空調の利いていない正に荷物専用の空間。これは期待はずれか!ところが殆ど振動と揺れを感じさせない状態で真上に舞い上がり、ホバーリングして方向を定めて飛び立ちます。かって経験したことのない信頼感のある乗り物でした。

エンジンとローターから発する熱風を通り抜けて体験搭乗を終えた皆さん。霞ヶ浦から筑波学園都市の上空を通過し筑波山を手前に折り返す20分程の航行でした。
霞ヶ浦駐屯地はこんなところでした。



若鷲の歌記念碑
霞ヶ浦駐屯地は陸上自衛隊と航空自衛隊の高射隊、関東補給処があり、約2000名の隊員が勤務、敷地110万uの風光明媚な地域です。
防衛庁、自衛隊についてはこちらをご参照下さい。

体験生活を終え、司令より全員に証明書が発行されました。
今回の隊内生活体験は尾崎先輩(20年卒)と矢口先輩(20年卒)のお骨折りで実現しました。この場をお借りしてお礼申し上げます。